休みに苗場にいってきました!
フジロック跡地!ゴンドラで山の上までいったんだけど、涼しくて気持ちよかったー!
あれ・・・・・なんか私、景色にあってない・・・・・。
岐阜の実家をでて10年。東京にきてからはもう5年になるのかな。
もともとすっごい田舎の人間だから思春期の時は、山も川も緑もうんざり自分の敵って感じだったんだけど「こんな田舎に生まれたくて生まれたんじゃない」って何度思ってただろう。
お母さんや、お父さん
おばあちゃんや、おじいちゃんが、守ってきた家に対して、あんまりだったよね。
私がそういうことを愚痴るとお母さんはいつもさびしそうだった。
ビルひとつないから空は途方もなく大きくて道もただっぴろくて虫の鳴き声がうるさくてそういう場所にいくと、
なんとなく現れる思春期の自分。
この歳になって、ようやくちゃんと向き合えるようになった気がする。
先月、イベントやめて、仕事やめて、一か月実家に帰った時に
帰る場所があるのは幸せなことなんだとはじめて思った。
子供も三人ともでてしまってお父さんも大阪に単身赴任の中おばあちゃんの世話を一人でして
毎日、車移動で不便な思いもしながら、その場所を守ってくれてたお母さんに
はじめて感謝した。
私は、結局戻らなかったけど。(私は、きっとこの気持ちは一生背負っていくんだけど。)
田舎には、住んでないとわからない不便さや厳しさがあってたまに行くのとは、やっぱりちがう。
田舎がいい、なんて暮らしてみてから言えよって思う時もあたしにはある。
でも、
どんな理由であれ、
そこを愛すきっかけができて
誰かに愛されることはいいことだと思う。
人も、場所も、「会える」「行ける」ってことは
本当に幸せなこと。
それで人生が、どんなふうにでも変わる。
フジロック開催中じゃない苗場でそんなことを思った。
今度、9月に私の地元の中津川でフェスがある。
中津川、あぁ、一回フェスで行ったな。空気がおいしかったな。夜、星がきれいだったな。
来てくれるミュージシャンが関わっているスタッフさんがなによりお客さんがそんなふうに思ってくれる人がいたらいいし、
それってすごいHAPPYなことだなぁって思う。
好きなものが、人が、場所が増える。
歳をかさねるのは、なかなか悪いことじゃないな、と思ったのでした。
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